競技プログラミングのための音楽
こんにちはきゃたぱるです。キャットアッパーです。
競技プログラミングをする時にオススメの作業用BGMを紹介します。
クラシック編
作業用BGMを聞きながら参加できる競技プログラミングは問題文が日本語でないものが多いです。すると歌詞付きの曲や、ポピュラー音楽だとReadingの妨害になることがあります。クラシックの曲は使われる楽器の音や流れのマナーがいい感じに穏やかなのでコンテスト序盤に役立ちます。長い曲が多いので、一曲だけでコンテスト全部をまかなえることもあるでしょう。注意点として、人によっては飽きるということです。
ボレロ/モーリス・ラヴェル【ミューズ交響吹奏楽団】 - YouTube
ボレロはおよそ同じ戦慄が100回以上繰り返されてゆるやかにクレッシェンドしていく曲です。問題の読み始めにほそぼそと曲が始まり、コンパイル成功時にはオーボエが鳴り始め、SubmitしてACの表示が出ると同時にシンバルが鳴る。このような流れをイメージすると調子が乗ってきてスムーズに問題が解けます。
新世界より 第三・四楽章
普通に曲を嗜むときは、第一楽章から聴くほうが良いのですが、BGMとしては第三楽章くらいから始めて聴いたほうが良いと思います。第四楽章の有名なフレーズに8分程度で到達するので問題文を読んで理解するのにちょうど良い時間でしょう。第四楽章の中盤のくるくるまわるところは頭にじんじんきて全完のちからを与えてくれます。
「惑星」より「火星」「木星」
「惑星」の中で有名な2つです。「木星」を知らない人はいないでしょうから、こちらの方がより確実に調子を整えてくれるでしょう。「火星」も終盤あたりが良い感じ(小並感)なのでお勧めです。
ベートーヴェン 歓喜の歌 交響曲第九番 Beethoven Symphony No 9-video ...
年末のコンテストとかに良いでしょう。すこし短めなのでコンテスト中盤辺りにかけるのがお勧めです。展開が速いので思考のペースを曲に合わせるのがやや難しいです。全完した後や、もうやることがなくなった時に喜びの表現としてこの曲を聞くのもよいでしょう。
インストゥルメンタル編
クラシックもインストゥルメンタルですが、もっとポピュラー音楽よりのインストゥルメンタルにも違った良さがあります。ズンチャズンチャと踊るために作られた曲だったり、ヒーリングのために作られた曲だったり、いろいろな用法用量がありますので、自分にあった曲を探すのもよいでしょう。今回は曲名ではなくて作曲者、もしくは演奏者を紹介していきます。
Jazztronik - set free - YouTube
ミキサー以外のメンバーがぐるぐるしている様々な雰囲気の曲を作るJazztronikです。ピアノ色が強い曲から、最近ではポップな曲も多いです。多くあるアルバムの中から自分の好みのテイストの曲を探してみてください。インストだけではないので、いろいろ試すとよいでしょう。
ヒーリング・ミュージックでは有名な姫神です。コンテスト開始前とかに聴くと落ち着けてよいでしょう。
ギターで歌うDEPAPEPEです。軽快で明るい音を爪弾くので、コンテスト中のテンションの調整の妨害に鳴ることはありません。いくつかクラシックの曲もDEPAPEPE調にアレンジしてカバーしているので、そういうのが好きな人にもお勧めです。
SESSION'83 NANIWA EXPRESS 「RED ZONE」 '83 ...
上方フュージョン、ナニワエキスプレスです。テンポがよくうるさくない、良い感じ(小並感)の曲調です。
池田亮司 + / - [ the infinite between 0 and 1] キュレーターインタビ ...
電子音楽の人です。0と1がビンビンする感じが頭にじんじん来て全完まちがいなしでしょう。作業用BGMにすごく適している曲が沢山です。
J-POP編
あまりお勧めとかないです。皆さんの好みの楽曲を聞くのが一番だと思います。終盤辺りにかけるとアクセルがかかって良いのではないでしょうか。アニソンがJ-POPかどうかは怪しいですが、アニソンとかも好きな人には良いとおもいます。ぴょんぴょん。
その他
新谷良子-WonderfulWorld(歌詞字幕付き) - YouTube
いいよね~
まとめ
最後のやつはただの私の好みです。ごめんなさい。
BGMに向いてる曲、向いてない曲、いろいろありますが、その曲が好きで、コンテストに一緒に臨む心意気さえあればなんでも作業用BGMになりえます。上の方であげた、クラシックもインストも新谷良子も、人によってはBGMにならなかったりするでしょう。みなさんも自分にあったBGMを探してNice Music, Nice Contest.でがんばってください!プロ!