競プロYouTuber始めました!!

 

ごめんなさい まだです 

 

みなさんこんにちは。かつっぱです。競技プロYouTuberを始めようとしてなかなか始まらない話をしようと思います。

※この記事は競プロアドベントカレンダーの7日目の記事です。

はじめに

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撮影環境について

まずは形から入ろうと思って、撮影環境だけととのえました。

顔は出さないので、画面キャプチャができれば基本OKです。

OS: ubuntu 10.04

録画ソフト:Kazam

動画編集:kdenlive

お絵かきソフト(解説用):Pinta

録音マイク:Sony ECM-PC60

ペンタブ: Wacom Intuos Draw Sサイズ

 

競プロYouTuberとしてやりたいこと

競技プログラミングをする様子を配信する人はいままで居なかったわけではないです。

解いてる様子を録画して、コンテスト終了後にUPするひととか、ミラーでコンテストしながら感想戦をしたり、あるいは初見プレイをしたり。様々な形態の競プロYouTuberがすでに巷に溢れております。

では私が何をしたいかというと「イェーイ👍」感のある配信なんですね。

「イェーイ👍」感

競プロにイェーイ👍感がほしいというのは、大学に入る前から考えていたのですが、具体的な構成要素がわかりませんでした。そこで、しばらく有名YouTuberのチャンネルを徘徊して、ゲーム実況動画、巨大エビフライ制作動画、わさびチューブ一気飲み動画など、イェーイ👍を探索しました。その中で私が見つけた結論はシンプルなものでした。「興味のない人が見ても次の展開がわかる」というものです。

興味のない人を惹きつけたい

私は怖いものが好きではないので、ホラーゲームにはあまり興味がありません。でも、YouTubeを巡回する中で一番ハマったのはホラーゲームの実況動画でした。そこに見えてくるのは実況者の努力です。視聴数の多い実況動画の実況者は、絶叫しながら自分のペースでゲームを進めているように見えて、視聴者への最大限の気配りをしています。

  • うんざりしないペースでゲームのルールの説明をはさむ
  • 今自分が何をしようとしてるのかが常に分かるように喋る
  • 自分のしようとしてることの難易度を話の表情などから伝える
  • このあとどうなる可能性が高いかのマナーを挙げる
  • これらを耳に残りやすいしゃべくりで行う

 ようするに、初めて見た人が何かの片手間で聞いても話についていけるんですね。

競プロはハイコンテキストすぎる

以上のことはちょっと考えればたどり着く解の一つではあるのですが、あいにく競プロが実況しづらい性質を帯びています。

  • プログラミングができない人はみてもあまり楽しくない
  • 計算量理論とかアルゴリズムの知識がないと、問題の難しさがわからない
  • コーディング中は見た目がつまらない
  • レートが低い人の実況は、ACが出ないので、みててつまらない
  • レートが高い人の実況は、行間が広すぎて、みててつまらない

とてもつらいきもち。

しかし、ここ数年これらに対する打開策をいろいろ考えてきました。

競プロ知らない人は純培養する

 これはだいぶどうしようもないです。だからまず、一番に努力しなければならないことは、プログラミングがわからない人に、「競プロ面白そうだからプログラミング勉強したい!」と思わせる動画を作ることです。麻雀漫画を楽しむために麻雀のルールを覚えたくなるのと同じ心理を発生させたいのです。

そして、「プログラミング勉強したい」と思う人が出てきたときに、競プロ実況を楽しむための、必要最低限のプログラミングの知識を、最短経路で手に入れられる環境を作ることでしょう。具体的にはそういう講座動画を作ることですね。

つまり純培養競技プログラマーをたくさん生みだすことになります。純培養競プロerの是非に関しては色々議論されていますが、競プロ人口を増やし、メジャースポーツ化の手助けをすると思うと、だいぶ良い存在なんじゃないかと思います。

コーディング中の見栄えはタイピングのスピードを挙げれば多分大丈夫

コーディング画面が面白い人はたぶんいないです。実装したいアルゴリズムを説明する様子は見ていて楽しいものがありますが、実装したいものが確定した以上、実装するさまを観るのは苦痛になることが多いでしょう。実装にはゲーム性が少ない上に、困難にぶちあったとしても、デバッグ作業を魅せることになりつまらないことに変わりありません。思いっきりカットしちゃっても良いんですが、実験的に喋りながらARCするだけの動画を2本上げてみたら、思いの外、コーディングの様子があるのは良いというコメントを頂いたので、うまいこと価値を活かしたくも思います。

いろいろ悩んだ結果、ぱぱっと終わらせていけば良いということになりました。すなわちタイピングスピードを光速に近づけることで、口で説明するのと同じスピードでソースコードが完成する、というのを目標にしたいです。

 

これから

いろいろいうてますが、企画ばかり立って、なかなか実現できてない動画が多いです。そもそも私に企画を実現するクリエイティブな力があるのかわからないですが、挑戦していきたいと思います。最強にならずとも新しい風を吹き込むくらいのことはしたいです。

 

具体的な企画案

下に行くほど趣味です。

 

競技プログラマー純粋培養講座

興味を持ったプログラミング未経験者が競プロを一瞬で始められるための講座列を構成します。

典型解説講座

AtCoder社は毎回解説講座をやっていますが、コンテスト単位の動画に鳴るので、典型アルゴリズムの解説集としてはアクセス性がやや劣りますし、LIVE動画のの録画なので、簡潔にまとまってるとは限りません。ブログなどでアルゴリズムを沢山解説している人がいるように、それのYouTube版を作ろうと考えています。

LIVE作問

お題をもらってその場で作問できたら嬉しいのですが、問題作成風景を写すと出題できないやん、という気持ち。

 ・RTA

やったことある問題をとにかく早く解くやつです。早解き要素は競プロを構成する一つの核なので、わりと楽しめるものに鳴ると思います。でもまあ、趣味です。

グラフマイナー追いかける動画

GraphMinorTheoremを追いかけます 20本以上続く長ーい論文なのですが、わちゃわちゃして楽しい定理を示しているので、なかなか絵になると思います。絶対に視聴者は少なそう。

 

他にも色々考えています。来年には本格的に純粋培養講座を初めて行きたいと思うのでお楽しみにしていてください。

おわりに

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