IOI参加記
IOI2014(たいぺい)に行ってきました。
参加記を書きます。
Day0 (7/12)
- 同級生は模試があるが、私は行かない。成田へ行く。
- Narrative Clipという30秒ごとに写真とってくれて、いい感じに場面ごとにまとめてくれるウェアラブルカメラを買おうとアキバに寄り道するも、置いてない。
- 適当に「ぷちます!」のグッズを買って成田に向かう
- 同じスカイライナーに代表が3人(@catupper, @joisino_, @HIR180)乗っていたらしい。なお車両は違った。
- 成田から集合ホテルへの道に迷う。歩こうと思ったけどバスを待つことにする。
- バス停でいろんな人に会う。来たバスには(@takayuta1999)が乗っていて、これにて代表全員集合。
- ホテルに着いたら、いろいろな説明を受ける。台湾にいきたいわん。
- ジェイポウジュ先生によるOutputOnlyに関する前日講義
- phidnight先生による様々な問題に関する前日講義
- 晩御飯 おいしい
- ゆたぽよ先生はプロ
- hos先生によるJOIOpenContestやIOI過去問の解説
- 寝る
Day1 (7/13)
- 朝起きて朝ごはんを食べる。一番乗りだと思ったら随行員の人々が沢山いた。
- 来年以降NPCAからのJOIerが少なくなるねーみたいな話をする。時代はCTF。
- 空港へ行く準備をする。@HIR180さんがちょっと起きてこない。結局我々だけ先にターミナルへ
- queueで待っていると@HIR180さんと合流
- みんなで「今から出発するぜ」の写真を撮る。写真速報に載る
- 飛行機に乗る。すぐに寝る
- 起きたら「飯が欲しかったら主張してくれ」という旨が書かれた付箋がはられている。従う
- 昼飯(機内食)おいしい
- 到着まで時間があったので「アナと雪の女王」を観る。すごく面白い
- アナがエルサを探しに森に出て「私が怒らせてしまったから、夏を冬にしちゃったんでしょ。」というシーンの、言い方、演出、情景、流れなど、あらゆる要素が美しくて感動する。
- 台北に着く
- ホテル行きのバスが来るまで時間があるらしいのでコンビニに行く
- 台北のヴィヴァレッジ業のドンである黒松のドクペっぽい飲み物を買って飲む
- そんなことをしていたらバスが来てしまう。急いでバスに飛び乗る。
- 随行員を置いてけぼりにする。
- 到着後、ひとつ次のバスで随行員たちが来るとのことで、ホテルのロビーで待つ。
- 運営側のボランティアの人とお話する。Setを布教しようとしたら、随行員たちを載せたバスがやってくる。
- たのしいやで。
- IOIのリュックをもらう。中にTシャツ等いろいろ入っていて待遇が良い。
- 折りたたみ傘も入っているで。水泳キャップも入っている。お守りも入っている。
- 万能頭巾も入っている。帽子も入っている。かぶる物がかぶっている。
- いろいろな人が見える。
- 運営スタッフのうちガイドなどのスタッフ台湾の大学生たちの人々でした。台湾の女性はべっぴんさんが多いなと思った。
- 部屋のキーを授かって、部屋に荷物を入れる。
- 夕食へ向かう。ビュッフェでした。おいしい
- ガイドさんから「なんかカードキーのおとしものがあったっぽいよ。あんたじゃないよね?」と聞かれる。図星。
- 夕食のあとTallentShowというイベントがある。
- 交流イベントだったけどそこまで交流できなかったつらい。というのもあまり選手がいなかった。
- あとから知ったが、あらゆる選手がその時間CFに出ていたらしい。
- とりあえずつかれたから寝よう。
Day2 (7/14)
- 今日はプラクティスと開会式がある日。
- バスにのってプラクティス会場に行く。台北101が近くに見えて高い。
- 会場のロビーでけん玉交流をする。じょいしのさんがプロだった。
- プラクティス会場に入っていろいろ実施する。RBSTやLinkCutTreeを実装する。なお競技にはやくだたなかった模様。
- GreenTriangleMonsterのぬいぐるみをHIR180さんに借りてスモールマスコットとして申請する。
- 昼ご飯。おいしい。
- 開会式。ねむたい。
- 選手紹介で"Japan!"「いぇーい!」をやる。
- 本当は手をふっただけ。
- 闇のQuarantineの始まり。IOIerたちはネットが使えなくなる。
- DanceNightというイベントがあったが文化の違いのためご遠慮。
- 寝る。おやすみ。
Day3 (7/15)
- 競技一日目
- 緊張する。
- 金を取らなければならない個人的な理由があったのですごく緊張する。
- 競技が始まる。うぉー難しい
- 二問目Wallが簡単そうなので解こうとする。解けない。むずかしい。
- 一問目Railの56点が実装は大変だが取りやすそうに見えたので解く。バグを埋め込んでちょっと時間を取られる。
- もう一度Wallを見ると、「あっこれMIT6.851のTIME TRAVELで見たやつだ」ってなる。100点を取る。
- Scott Wuと目が合う。
- 三問目Gameの部分点が簡単だったので出したらとれた。42点
- 部分点の大きさからRailのほうが簡単と思い全完を狙いに行くが時間切れ。
- あーこれは金難しいなーとなる。
- なんか日本から部員が応援してくれていたという情報を得て俄然やる気が出る。これは金を取るしかない。
- 台北市内を観光。でかい本屋に行く。台湾語のゆるゆりを発見。
- おいしいディナーを食べる 他国とも交流 折り鶴をあげる じょいしのさんがプロだった
- かえって寝る。おやすみ
Day4 (7/16)
- 遠足
- イラン市の文化体験村みたいなのに行く。コマをつくる。
- ポーランドのチームのひとに凸ってPOIの翻訳はよというクレームを入れる。最新の問題だから仕方ないねとのこと。
- ゆたぽよ先生がシャボン玉をおいかける。動画に収めたいくらい素晴らしい光景だった。
- イラン市の歴史博物館に行く。他国と交流して写真とか撮る。
- イラン市と台北市をつなぐ世界で2番目に長いトンネルを通る。
- バスの中で韓国チームと仲良くなる。ルービックキューブとかjubeatは交流に使いやすいぜ!
- 「いやぁ筐体はプレイしたことあるんだけどiPadでやったことはないんだよねー」と言っていた彼が私のハイスコアを上回るスコアでプレイし終わったあとに記録を残さないように一時停止ボタンを押す動作の滑らかさを僕は忘れない。
- 夜はGameNightというのがあったが面白くなさそうだったので台湾の人々とお話をする。英語はできなかったけど漢字で会話できた。漢字がかけてよかったー!
- みんなでプールに行く。ぬれる。
- 寝る。おやすみ
Day5 (7/17)
- 競技二日目
- 今日は良い点を取らないと金がとれないので超緊張。
- 実は案外緊張していない。むしろそれが逆効果だったのかもしれない。
- 三問目Holidays これは見るからに良問!答えはわからないけどすごくイイ問題だぞ!と思う。だけど答えはわからない。簡単な部分点を取る。47点
- 一問目Gondolaたくさん小課題があるけど簡単なので普通に解く。バグバグしながら100点
- Scott Wuと目が合う。
- 二問目Friends 最大安定集合ってNPクラスやないかーいと思いながらグラフの特殊性を探るも無理。なんかフローを使えば解ける部分点が見えた。がんばってフローを組む。69点
- 時間切れ
- 金を取れなかった!ごめんひろむ!
- ご飯を食べたあとに解析をする。解法をみて目からうろこ。今回のIOIは良問ぞろいだと思った。
- 台北101の地下一階のフードコートで東京カレーを食べる。麻婆臭豆腐もすこし食べる。うぎゃぁ
- 台北IOIの展望階に登る。感動的眺め。
- タクシーに乗ってホテルに帰る。すぐ寝る。おやすみ
Day6 (7/18)
- 遠足
- 遊園地に行く。絶叫マシーンにのるも「あっこれ、ひらパーのほうが楽しいわ」ってなる
- けど最後にのったフリーフォールジェットコースターが楽しすぎた。
- そのあと隣接のウォーターパークに行く。雨が降ってきたけどプールだし関係ないね。
- 大きな波を発生させるプールに入ってむっちゃ流される。
- むっちゃ疲れる。
- 晩御飯を食べる。別格美味しかった。
- ホテルに帰る。じょいしのさんとアイマスなどのお話をする。一番日本語を喋ったシーン。
- すぐ寝る。おやすみ。
Day7 (7/19)
- 閉会式がある日
- 閉会式でいろんなパフォーマンスがある。おもしろい。
- 日本代表みんなメダル獲得おめでとう!
- 最後に満点が3人前に出てカッコ良かった。会場全体スタンディングオベーション。
- この光景は一生忘れないであろうくらい、素晴らしい光景であった。
- 台北師範大学にいってFarewell Party
- 韓国選手と99というトランプゲームをする
- スーパーボールすくい、ピンボール、綿菓子、折り紙などいろいろした。
- 太極拳もやりました。たのしかった。
- 韓国選手達と「昨夜そっちの部屋にいったらもう寝てたから今夜遊びに行くわ」「おkまっとるで」という約束をする。
- よるホテルに戻って韓国選手達とトランプやjubeatなどする。ダウトとジジ抜きをしました。
- おそくなったので寝る。おやすみ。
Day8 (7/20)
- 日本に帰る日
- 最後の朝ごはんを食べる。おいしい。
- さようなら台北。さようならIOIer。
- 帰りも「アナと雪の女王」を観る。
- 成田について、このあとIMCに行くゆたぽよ氏とお別れ。
- ほかの選手団とも解散。
- スカイライナーでhosさんとフラクショナルカスケーディングの話をしてさようなら。
- さようなら世界。
- return 0;
などなどいろいろありました。
みなさんの声援のおかげで銀メダルとれました!みんなありがとう!夏期セミナーに行くので会える人は会いましょう!。
あと、これからIOIを目指す人のために、おすすめ書籍を幾つか並べておきます。あくまで私が便利だと思った本で、人によって向き不向きがあると思うので、適当に手にとって観ていただければ幸いです。
- 作者: Thomas H. Cormen,Charles E. Leiserson,Ronald L. Rivest,Clifford Stein
- 出版社/メーカー: The MIT Press
- 発売日: 2009/07/31
- メディア: ペーパーバック
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プログラミングコンテストチャレンジブック [第2版] ?問題解決のアルゴリズム活用力とコーディングテクニックを鍛える?
- 作者: 秋葉拓哉,岩田陽一,北川宜稔
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- 作者: M.ドバーグ,M.ファンクリベルド,M.オーバマーズ,O.チョン,Mark De Berg,Mark Overmars,Mark van Kreveld,Otfried Cheong,浅野哲夫
- 出版社/メーカー: 近代科学社
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- 作者: Jon Kleinberg,Eva Tardos,浅野孝夫,浅野泰仁,小野孝男,平田富夫
- 出版社/メーカー: 共立出版
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